復縁を望んで占いに依存しまう謎

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私は過去にお付き合いした人で、音信不通になった人が2人いました。その内の1人は、本気で結婚したいと思っていたほど。過去の記事の【散々な恋愛歴】に記載のある方です。

復縁したい悩みが占いジプシーに

『俺のことは忘れてくれ』の一言を最後に、完全に連絡が取れなくなったのですが、受け入れたくなくて、誰かに話を聞いてもらいたい、大丈夫だと言ってもらいたい一心でたどり着いたのが電話占いでした。

Image by Pablo Jimeno from Pixabay

最初はどんなシステムか分からないので、ただドキドキしながら電話をします。初回○分無料などサービスがあるところがほとんどだと思うのですが、それも一歩を踏み出す後押しになりました。

占い師さんは基本的に相談者に寄り添ってくれる方が多いです。占い方も、タロット・四柱推命・透視、実に様々です。この『寄り添い』『多様な占い方法』がジプシーにつながる理由かと思います。

初めての電話占いはタロットで見てくれる占い師さん。復縁やお相手の気持ちを見るのを得意としている方でした。その結果は、時間はかかる。だけど『待たせてごめん』と戻ってきてくれる日が来ますよ!でした。つらい行き場のない気持ちが、フッと軽くなったことを今でも覚えています。

しかし、状況が改善することはありません。今度は、違う方法で見てくれる人を探そう!と色んな占い師さんに見てもらうことが増えました。次第に、もしかして良いことばっかり言ってるだけかも?と思い始めます。厳しく言ってくれる人を敢えて選んで見てもらい、戻ってくることは二度とない。お相手は他の方と将来を考えていますよ。と言われると、この人は彼の事何にも分かっていない!彼はそんな人じゃない!と反感を抱き、寄り添ってくれる方に戻る、という無限ループです。

占いに依存することは悪なのか

自分の気持ちが分からない、意思がないから占いに方向性を決めてもらう。これは危険かな、と思います。人生は選択のオンパレードですし、人間関係でも、仕事でも、健康面や金銭面でも悩みは尽きないです。最低限、『これは嫌だ』『これだけは大切にしたい』という気持ちは忘れてはいけないはずです。そして何より大切にするのは【自分自身】です。

ですが、誰にも言えない悩みを【占い】という形ではあるけれど、外に出すことは悪いことではないです。辛くて辛くて仕方ない状況の中、実際に解決することはなくとも、行き場のない気持ちが一瞬楽になる、これはメリットとして捉えても良い気がします。実際、私は寄り添った言葉に何度も救われました。

占いから抜け出せない自分は情けないなど、心の底で引け目に感じている方が居たとしたら、『それも自分!辛いときは誰かに頼っても良いんだよ!』と声をかけてあげたいです。

どうやって占いから抜け出したのか

簡単に言えば、お金が続かなかったです。週に1~3回、約3カ月程ずっと占い漬けでした。仕事をしている時だけは、何とか気持ちを逸らすことができましたが、通勤中や自分1人の時間になると不安な気持ちが襲ってきていました。借金をしてまで占いにお金をかけるわけにはいかない、と理性も働き、週に1回だけ、2週に1回だけ、と少しずつ距離を置き始めました。

どの占い師さんにお願いしても結果がパターン化してきた、と言うのも理由のひとつです。当たり前のことですが、答えは【YES】か【NO】しかない。どちらにしてもそれを受け入れるしかないし、今現状ではその答えが出ないんだ。と、自分の中でお腹に落ちる瞬間がありました。納得してるわけではないけれど、時間しか解決しないと言い聞かせたのです。

占いは頼ってもいいけど最後に信じるのは自分

占いから距離を置いてからも、ふと頼りたくなる瞬間はありました。実際に見てもらったこともあります。しかし、やはり返ってくる答えはどこかで聞いたことのあるようなものが多く、もういいや。と完全に離れることができました。

ただ不安が消えたわけではありません。1年近く引きずりましたし、気持ちに踏ん切りがつかない期間がありました。無理やり前を向こうと、新たな出会いの場に一歩踏み出したりもしました。ですが、心の中の人と比較してしまう日々。

そんな日々を過ごし、これだけ経っても何も無いということは、本当に何もないんだ。と理解し、同時にここまで放置するということは、仮に一緒になったとしても自分を大切にしてくれないのではないか?と結論付けました。この結論には自信が持てます。無理やり振り向かせて一緒になれたとしても、遅かれ早かれ終わりは来ていたと思います。

いや、大人なんだからもっと早く気づけよ!という声が聞こえてきそうですが、周りが見えない程、自分を見失っていたのです。占いにかけたお金はおそらく十数万、、、、今思えば、本当にもったいなかったなぁ…なんて思うのですが、この期間は無駄だったか?と問われれば、無駄でもあり、必要でもあったという答えになります。

あの暗黒時代があったからこそ、相手と自分について深く向き合えました。自分の中で、今の状況と気持ちを消化し、結論付ける。という道筋を立てれたことは大きな収穫だったと思っています。

今でもテレビやネットに出てくる運勢や占いは見ますし、信じる人も信じない人も、どちらも居ていいと思っています。良いことだけは大いに信じて、悪いことはすぐに忘れて、できるだけ前向きに今を過ごしています。

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